※2024年度のエントリーは締め切りました
歴代受賞者
インタビュー
Interview
ありのままの姿で出ていく
ことで殻を破れて自信に
繋がりました
1982年にスタートし、2022年に40周年を迎えた『ミスマガジン』。
斉藤由貴、細川ふみえ、中川翔子、倉科カナ、桜庭ななみ、新川優愛など、これまで数多くの女優、タレントを輩出してきた、まさに登竜門だ。
ミスマガジンとはいったいなんなのか。「ミスマガ2022」グランプリに輝いた瑚々がミスマガジンへの思いを明かした。
テレビのニュースなどで流れるTGC(東京ガールズコレクション)の映像を観て、身長が高い人でもお洋服を着てメイクをしてキラキラ輝いていたので、当時から背が高かった自分もここに入りたいと思ったのが、芸能界に興味を持ったきっかけです。そのころにイトーカンパニーのオーディションをデビューで見つけて応募しました。事務所に所属して、演技レッスンを受けさせていただいときに女優にも興味を持って、モデルと女優を両立してやっていきたいなと思うようになりました。
コロナ禍で思うように活動出来ない間に、臆病になって自信も無くしていたので、このオーディションに落ちたとしても受かったとしても、挑戦することが自分にとっていい影響があると思ったんです。
誌面から自分を表現するという部分では、服を見せるファッション誌よりもグラビアのほうが自分のすべてを見せるので、自分自身で表現できる気がしていました。そういう意味でグラビアって素敵なお仕事だと思っていたので、今回チャレンジさせていただきました。
オーディションの審査期間に何か一つやり切って、後悔の無いようにしようと思っていました。そのなかで自分が頑張れるのは配信審査だったので、毎日欠かさず3時間の配信していました。毎回、皆さんが配信を観ている時間は楽しませなきゃと思いましたし、ファンの方からいただくポイントで審査される制度だったので、時間を割いて、ポイントを使ってくれて、コメントもしてくれて応援してくださるファンの方には、それに見合った時間を提供しなきゃいけないと、常に意識していました。
ファンの方は自分と向き合ってくれたら嬉しいかなって想像しました。私の推しは小松菜奈さんなんですけど、もし小松さんが配信していたら、自分のコメントを読み返してくれたら嬉しいなって想像して。コメント一件一件に対応してお話していくということを心がけました。一問一答形式だったんですが、話がズレていったり、コメントを丁寧に読み過ぎてめちゃめちゃ先が詰まったりして、いろいろ大変だったんですが、一人一人とお話しができたので良かったと思います。
絶対自分じゃないと思っていたので、まあ信じませんよね(笑)。撮影の間も夢見心地でした。最初に実感したのは、発表記者会見で大勢の記者さんの前に立って喋ったときで、すごい景色を見て否応なく実感させられました。実際にたくさんのメディアに取り上げられて、改めてこの賞のすごさを実感しました。
はじめは不安のほうが大きかったんですが、現場にいる方がみんないい人だし、やさしいし、何よりあたたかいんですよ! 不安はすぐに吹き飛んで、いつも楽しく撮影させていただきました。それに伴って、信じてもいい人たちなんだという信頼感が回を重ねるごとに強まりました。所属事務所と同じぐらいの、もう一つのホームなんだなって。安心できる場所がもう一つ増えたなって思いました。
ありのままの姿で出ていくことで恥ずかしさが無くなって、それが誌面として形になったときに評価をいただけて、ミスマガのメンバーの子やスタッフさんとも信頼関係が積み重なって行って、それが総じて自分の自信に繋がりました。応募する前は、10代でいろんな不安を抱えて、コロナ禍で高校生活や芸能活動が出来ない期間があって、臆病にもなっていたし、自信も無くなっていたし、自分を見失っていた時期だったんです。そんなときにミスマガジンに挑戦させていただいて、グランプリをいただけで、楽しくグラビア撮影ができて。殻に籠っちゃっていた自分が、殻から出ていく姿を、自分で感じられたというのが大きいです。
何よりも周りの人が喜んでくれたのが一番です。小さいころから見ていただいている方が感動して“本当に良かったね”って言ってくれて。その反響の大きさで、私すごいことをしているんだって気付かされます。
主演映画を作ってくれるオーディションなんて無いですよね? 凄くないですか? そういう場所を作ってくださるからには、自分がそれを踏み台に頑張って飛び立たねばと感じました。ミスマガの6人それぞれが自分が目指す場所に向かって飛び立てるような映画になると思います。私や斉藤里奈ちゃん(ミス週刊少年マガジン)、藤本沙羅ちゃん(審査員特別賞)は女優志向だと思うので、主演として演技の経験をさせていただけるのは、夢への一歩になります。(咲田)ゆなちゃんみたいに演技自体が初経験の子にとっては、新鮮で得難い経験になると思います。それぞれの一歩は違っても、絶対にいい一歩になるはずなので、みんなの士気は高まってます!
高校生活はコロナ禍の中だったので、あまり“青春”らしいことを経験できていなくて、今まさにミスマガジンの撮影ですごく青春させてもらっていて。絶対、映画撮影は楽しいだろうなって思っています。お仕事ではあるんですが、これでまた絆が強くなるんだろうなって思ってワクワクしています。撮影現場で青春を味わえるのも、このオーディションの素晴らしい部分だと思います。
誌面に載せてもらえるし、映画も作れるし…すでにすごくいろんなことをさせてもらっているので。だから、これからもたくさんの時間をみんなと一緒に過ごせたらいいなって思っています。ミスマガの現場って、一番安心できて、楽しくて、すごくいい現場なんですよ。限られているとは思うんですが、そんな時間をもっと、たくさん過ごしたいなって思っています。
最近はいろいろなものに影響を受けているところなので、絶対にこうなりたいというものは決めていないのですが、韓国ドラマを観てグローバルな活動にも憧れています。女優、モデルとして羽ばたくために、今は目の前のお仕事を頑張りたいと思ってます。夢は大きく持ちたいと思っているので、10代最後の年までの2年で、いろいろと蓄えていきたいと思っています。
迷っているなら挑戦してみたら、と言いたいです。私も迷ってはいましたけど、今の現状よりチャレンジすることが大事だと思ったので。このインタビューを読んだり、ミスマガジン出身で活躍している方々をみて、少しでも夢を持って応募してくれる人がいればいいなって思います。モデルや女優で活躍したい子、声優アーティストになりたい子など、いろんな目標を持った子がいて、それを応援してくれる場所だという踏まえて、みんなが応募してくれたらいいなって思います。
最後にいいですか? ストレートに言って、私はオーディションを受ける時、赤の他人にどう思われようとどうでもよくない? オーディションに落ちたら一生会うことは無いんだし、受かったら受かったでサイコーじゃない!? という気持ちでチャレンジしています。迷っている子がいたら、一歩踏み出して、自分の全力を出して、後悔なくやってみるべきじゃないの?って伝えたいです。
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