※2024年度のエントリーは締め切りました
歴代受賞者
インタビュー
Interview
ミスマガジンは、
私にとって“輝ける場所”
1982年にスタートし、2022年に40周年を迎えた『ミスマガジン』。
斉藤由貴、細川ふみえ、中川翔子、倉科カナ、桜庭ななみ、新川優愛など、これまで数多くの女優、タレントを輩出してきた、まさに登竜門だ。
ミスマガジンとはいったいなんなのか。「ミスマガ2021」グランプリに輝いた和泉芳怜がミスマガジンへの思いを明かした。
※2022年2月に公開されたインタビューを再編成しております。
はい。私はアイドルがもともと好きで、自分の推しのアイドルである『でんぱ組.inc』『虹のコンキスタドール』の根本凪さんがグラビアをやられていて、「グラビアっていいな」とずっと思っていたんです。それに『進撃の巨人』や『五等分の花嫁』など講談社で連載している漫画が大好きで、「どうすれば週刊少年マガジンに載れるだろう?」と考えていて、自分からマネージャーさんにミスマガジンのオーディションを受けたいと伝えて、書類を送ってもらいました。
ミスマガジンを受けたいという思いはありましたが、自信があったわけではなく、応募したときはグランプリを獲れるとは思っていなかったです。書類に通ったことにも驚いたくらいで、ベスト16に残れたらいいなというくらい。グランプリになれたことに私自身が一番驚いています(笑)。
所属するアイドルグループ『PiXMiX』の活動の中で、アイドルとして人前に立つこと、人に見られることに慣れていたからだと思います。水着になることも「もう少し痩せたほうがいいかな」とは思いましたが、恥ずかしさはなかったです。これまで、いろいろな方に「芸能の仕事はいかに自分を出せるかだから」と言われてきたので、恥ずかしさよりも自分を出さなきゃと考えていました。
SHOWROOMでは配信中にたくさんしゃべって声がかれちゃうのも大変だったんですけど、一番つらかったのは早起きです。皆さんが配信を見てくれる時間って、朝と昼休みと夜なんです。配信は1日3時間までと決まっていたので、朝もやらなきゃと思って朝7時から配信してました。
ベスト16のメンバーは普通に仲良しで、いろいろと連絡し合っていた一方で、SHOWROOMの順位を見て抜かされると落ち込んで、複雑でした。グランプリが発表されてから、みんなで話す機会が結構あって「あのときは本当につらかったよね」と話になります。
サプライズでグランプリだと教えてもらいました。マネージャーさんから「事務所に今から来れる?」と言われた時点で、ミスマガジンの結果なんだろうなとわかったんですが、わざわざ事務所に行って「落ちました」と伝えられたら、悲しいじゃないですか。だから事務所に向かう電車の中ですごくお腹が痛くなって(笑)。
でも行ってみると、ケーキやクラッカーを用意していただいて、グランプリだと伝えられ、お祝いしてもらいました。私の結果を喜んでくれる人がこんなにいるんだと嬉しかったです。ただ、グランプリの実感はすぐにはわかなくって、帰りの電車の中で「あっ、グランプリなんだ」としんみり実感しました。
Twitterのフォロワーさんがすごく増えました。オーディションを始めた頃は4500人くらいだったんですが、今は2万7000人を超えています。ちょうど1年前には「2021年のうちにフォロワー1万人を超えよう」と決心していたくらいだったので、びっくりしています。今は1日だけで1000人以上増えたりしますし、私はSNSを動かすのが好きなので、すごくモチベーションになっています。
グランプリになってから、「PiXMiX」のライブに来てくださる新しいファンの方も増えました。「ミスマガジンのグラビアをコンビニで見て、かわいいと思ったからSNSをフォローして、ライブにも来たよ」という方や、「Twitterのリツイートで画像で回ってきたことで知って、ライブに来たよ」という方もいて、私の行動がちゃんとファンの方に届いてるんだなと嬉しかったです。
家族全員で車でコンビニに向かって、店に雑誌が並んだ瞬間に買いました(笑)。表紙を見た瞬間は「はあ、私だ」となりました。グランプリになった後に聞いたんですが、友達が私の知らないところで投票してくれていたんです。オーディション中に「応援してるからね」と言って投票してくれたのではなく、終わった後に「ちゃんと投票してたよ」と伝えられて、応援してくれてたんだと嬉しかったです。
撮られるもの楽しいんですけど、撮ってもらった写真が、どう出来上がるのかが本当に毎回楽しみです。
グラビアの撮影ごとに新しい知識が増えていくのも楽しいです。グラビアでは思ってたよりも大げさに動かないと写真になると伝わらないですし、さっきの撮影でも横顔を撮るときには、横じゃなくて目をちょっとカメラ寄りにした方がいいって聞いて、なるほどなと思いました。
以前、撮影で沖縄に行ったんですが、また沖縄に行きたいです。私、沖縄が大好きなんですよ。初めて旅行に行った場所が沖縄で、こんなに楽しい場所があるんだと感じていたので、何度でも行きたいです(笑)。
私はSNSが好きなので、まずはフォロワーを増やすのを頑張りたいです。次の目標は5万人です。また将来的にアニメが好きなので、声優のお仕事がしたいとも思っています。声優として「週刊少年マガジン」の作品に出演できたらうれしいですね。でもグラビアも大好きなので、両方やりたいです。
声優では水瀬いのりさんにすごく憧れています。水瀬さんを最初に知ったのはアニメではなく歌だったんです。「こんなに歌がうまい声優さんがいるんだ」と驚いたので、私も水瀬さんみたいな歌が上手な声優さんになりたいです。
ミスマガジンの歴代グランプリの方ってすごい方ばかりじゃないですか。2018〜2020年になった方は現在みなさん活躍されているので、私も追いつけるように頑張りたいです。
いま2022年のエントリーが始まっていますが、私は2020年にグランプリに輝いた新井遥さんのグラビアを見て「こんなふうになれたらいいな」と思っていました。2022年にミスマガジンを受ける子たちに、私も同じように思ってもらえるように頑張らなきゃと思っています。
迷っているのであれば、本当に受けた方がいいと思います。実は私、ミスマガジンにギリギリでエントリーできたんです。もともと受けたいと考えていたんですけど、実はその時点で締め切りが過ぎちゃっていて。「ああ、受けられなかった」と後悔していたら、エントリー締め切りの延長が発表されたことで受けられたんです。そこから私はグランプリになれましたし、まずは受けてみた方がいいと思います。受けないと絶対にグランプリにはなれないので。
私はこれまで何かで1位を取ったことがなくて、だいたい下から2番目くらいでした。そんな中、人生で初めて自分がやりたいと思ったことで一番を取れたのがミスマガジンです。グランプリという称号を手に入れて、本当に一番を自分が取ったんだという達成感と自信がつきました。ミスマガジンは、私にとって「輝ける場所」です。
※2024年度のエントリーは締め切りました